去年実家のプロバイダを 九州電力のBBIQ から NTT西日本のフレッツ光 に変更後、3年前に設定した Slingbox がポートフォワーディング要再設定のため実はここしばらく見れなくなっていた。そこで今回の帰省時にSlingboxを再びセットアップ。同時に7月のアナログ放送終了に備え、Slingboxにも地デジ化対策を施してきた。
![]() 東芝 ¥ 47,500 |
今回追加購入したのは 東芝のREGZAチューナー D-TR1]。地デジ/BS/CS/ワンセグのチューナー内蔵の上、アナログ/D3/HDMIの出力端子付き。さらにSDカードスロットやUSB端子につないだメディアに録画もできるスグレモノだ。ゆえにD-TR1で正式サポートされている Buffaloの1.0TB HDD も録画ストレッジ用に購入した。
以下、画像数点。
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![]() アイ・オー・データ (no price) |
![]() バッファロー ¥ 12,420 |
せっかくのD3やHDMI端子だがSlingboxが初期型のClassicというタイプのため、残念ながら赤白黄ピン端子 (RCA) のアナログ出力しか使えない。また、D-TR1のリモコンもSlingbox ClassicのIRリモート (赤外線送信機) では正式にサポートされていない。だが幸い JP1 Remotes というサイトにアップしてあったBinファイルなるものを実家のiMac G5を使ってSlingboxに読み込ませ、遠隔リモコン操作することに成功した。以下、MacでSlingPlayer 1.0.10を使った場合のおおまかな手順。
D-TR1リモコンと全く同じデザインのスキンも提供されているのだが、いろいろと試行錯誤するもMac版SlingPlayerではどうもうまくいかない。だが案ずる事なかれ。Slingboxに接続後リモコンを表示し、「Remote」メニュー内「Custom」メニューで他のすべてのボタン制御が可能だ。以下、互換表。
Custom10 | Custom11 | Custom12 | Custom13 | Custom14 | Custom15 | Custom16 |
10 | 11 | 12 | dデータ | 戻る | ワンタッチリプレイ | ワンタッチスキップ |
Custom17 | Custom18 | Custom19 | Custom22 | Custom23 | Custom24 | Custom25 |
地デジ | BS | CS | 赤 | 緑 | 黄 | 青 |
Custom27 | Custom28 | Custom29 |
見るナビ | クイック | スタート |
古いSlingboxゆえWebのクライアントは不可だが、パソコン上SlingPlayerでの視聴はアナログながらまったくイケている。録画した番組を1.5倍速で見られるのも実にありがたい。難点は番組表などが高画質表示を前提にデザインされているためやや見づらい点と、チューナーが同時に複数作動せず録画中は裏番組が見られない点ぐらいか (録画中にHDD内の録画済みコンテンツを見ることは可)。
パソコンのみならずトップ右画像のようにiPhone用SlingPlayer.appで3G回線でも視聴でき、これまたすべてのボタン操作も可能だ。以下、iPhoneのスクリーンキャプチャ数点。
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時差のせいでこれまで日本時間午前中の番組ぐらいしか視聴不可であったのだが、D-TR1とSlingboxを駆使していかなる番組も録画+1.5倍速で視聴できるようになった。我々超多忙なアスリート用ジャパニーズエンタメ、ここに誕生なのである。万歳。